人の「カバンの中身」ってどうしてこうも気になるんでしょう。
形から入りがちな私は、できるビジネスマンだったり経営者だったりのカバンの中身がどんなものか、たびたび調べてみては真似することが多いのですが、それだけでなにやら自分もその域に達したような錯覚を覚えるんですよね…
今回はそんな風にして情報を仕入れたカバン内アイテムの中から、特にビジネスマン必携！と言えるおすすめをいくつか紹介します。
目次
カバンに入れておきたい持ち物4選
パリ生まれのガジェットポーチ｜LALOO CLEVER
カバンの種類によって、収納のキャパシティやポケット数はさまざま。デザイン・値段・収納などの条件がすべて理想通りのビジネスバッグと巡りあうのはなかなか難しいですし、毎日必ず同じものを使うとも言い切れません。
カバンに左右されないスマートなビジネスマンを目指す第一歩として、ガジェットポーチに凝ってみるのはいかがですか？
パリで作られたこのガジェットポーチ。つるっとしたコンパクトな見た目ですが、驚くほど色んなものが入ります。タブレット・マウス・モバイルバッテリー・各種ケーブル・筆記用具・イヤホン・PCの充電器などなど…もはやカバンなしでコレだけでも事足りるのでは？と思ってしまうほどの収納力を誇るばかりでなく、衝撃吸収性に優れた素材が中身をしっかり保護するので、布製のバッグインバッグに入れるにはちょっと不安な精密機器も安心して放り込むことができます。
４本のゴムバンドは裏に滑り止めシリコンがついていて、メモ帳や束ねたケーブル、筆記用具などのこまごましたものをパチンと挟み込むだけで動かないように固定可能。ジッパーを開くとポーチそのものを180度全開にすることもできるので、デスクの上に広げて置けば自宅やカフェのテーブルが即席の作業場に早変わりします。
出張用のカバンに色々と必要なものを詰める時、いつものカバンから大事なものを移し忘れる大惨事をよく起こすのですが、これひとつカバンに突っ込んでおけば絶対大丈夫！！だって全部入ってるもん！！という安心感が頼もしい限りです。社内で移動する時のガジェットの持ち運びにも便利そう。根がズボラなビジネスマンこそ使うべきかもしれませんね…
日々持ち歩くガジェットポーチとしての使い方はもちろんのこと、歯ブラシ・洗顔剤・ひげ剃り・靴下などの宿泊アイテムを一式入れっぱなしにしてオフィスに常備しておく…なんて使い方もできそうです。
むき出しで持ってもダサくないオシャレな見た目だからこそ、自分だけの使い方をあれこれ考えてみたくなる一品です。
急なフォーマル場面に備えて｜ネクタイ収納ケース Mr.クルクル
急な事態に備えて予備のネクタイを持ち歩いているビジネスマンは多いと思います。
急遽ネクタイが必要になる場面といえば、突然の商談や面談で偉い人に会う時、客先に謝りに行く時、おとなしいデザインにつけ替える必要がある時…いざ取り出してみた頼みの綱の予備ネクタイがカバンの中でしわくちゃになっていたら、絶望間違いなしの場面ばかりですね。
そんなしんどい事態を避けるための優秀なネクタイ収納ケースといえばコレ。ふざけた名前ですが、あぁなるほどそりゃ便利だわ、と一目見ただけでわかります。持ち運び用ネクタイ収納ケースの形状といえば、だいたい短冊形・円筒型の2種類。このケースは後者の円筒型ですね。
ケース内の芯棒にネクタイの端を留めてくるくると巻き込むだけで、型崩れや折れ目の心配なくコンパクトに収納できるだけでなく、なんといっても助かるのが透明なボディ。どんな柄のネクタイが入っているか一目瞭然です。そして直径約7cm・幅約11cmという小ささなので、カバンにひとつふたつ放り込んでおいたところでまったくかさばりません。
巻き込んで収めることで、一度締めたあとのネクタイの結び皺がまっすぐのばせるのも嬉しいところ。日頃の携帯用や出張用のほか、デスクの引き出しにもいくつか常備しておきたいですね。
傘にも気を配れる一流の男に｜Wsky 自動開閉折り畳み傘
たとえばカバンや腕時計であれば、給料をはたいて買ったり限定品を探し求めたりと、頑張って手に入れたお気に入りを日々大事に使っている人も多いことでしょう。財布やボールペンなんかも各々のこだわりが色濃く見えるものです。
しかし、傘、特に折り畳み傘にそこまでの思い入れを持つ人ってすごく少ない気がしています。持ち歩いて使うものという点ではカバンとそう変わらないのに、やはりどこか消耗品的というか、緊急事態の間に合わせに過ぎないというか。急な雨に降られるたび、見た目も機能も特筆事項ナシ、だというのにけして安くはないビニール傘を買ってしまう生活から抜け出したいあなたに、こんなスマートな折り畳み傘はいかがでしょうか。
一目見てまず、おやカッコいいな、と興味を引かれる黒いボディ。傘をカッコよく思う経験って意外と少ないものです。ビジネスバッグに十分収まる手頃なサイズではありますが、ものすごく軽い！ものすごく小さい！というコンパクト方面で激推ししたいわけではありません。だってあくまで傘ですから。Wskyの折り畳み傘の真髄はその機能美にあります。
折り畳み傘といえばそこそこの雨風を浴びようものならすぐひっくり返ってしまう軟弱なイメージを抱きがちですが、10本の傘骨も生地もかなりしっかりしており、しかも広げてみると意外なほどでかい。一般的な長い傘とほぼ同等のスペックを持っています。おまけにボタンひとつで自動開閉可能という有能ぶり。いいですか、開くだけでなく「閉」もですよ！心の中の小2男児が大喜びして意味もなくバサバサ開け閉めしてしまいそうです。
スーツやカバン、ガジェットにどんなにこだわっていても、しょうもない傘をモタモタ差していては台無し。急な雨にも臆せず、颯爽とカバンからこれを取り出す男になってみたいものです。
怖いものなし！必携モバイルバッテリー｜Omnicharge Omni13
現代のビジネスマンにとって、スマホやノートPCの充電切れはすなわち死に直結する最悪の事態。私は以前クライアントとの待ち合わせ場所に向かう道中でスマホが息絶え、道も電車の乗り換えもわからんわ電話も使えないわ、そもそも隣には上司がいるわ、いい年した男という外聞を捨ててマジで泣きたくなったことがあります。たかが電池切れで死ぬほど怒られました。
モバイルバッテリーはコンビニや家電量販店で気軽に購入できますが、なんというか微妙に高くて嫌気が差しますよね。
足元見てんのかとささくれ立つ心。あぁ前にも買ったばっかりなのに…と悔しがりながら、数日分のランチ代と引き換えに手に入れたその場しのぎのモバイルバッテリーたちが家にいくつも転がっているむなしさ。そんな負のスパイラルから抜け出す方法はただひとつ。ここに来てとんでもなく当たり前のことを言いますが、一度しっかりお金を払って高品質なものを手に入れ、毎日欠かさず持ち歩けばいいのです！
Omnicharge（オムニチャージ）は、海外のクラウドファンディングで大人気を博し2016年に製品化されたモバイルバッテリーです。性能やサイズごとにいくつかバリエーションがありますが、その中でもこのOmni13は持ち歩きに最適なコンパクト版。カバンのポケットに入れておける小ささはもちろんのこと、iPhone・Android共にガンガン使用可能というタフさももはや言うまでもありません。
最も特筆すべきポイントは、なんとこれ、コンセントプラグが直挿しできるのです！外出先でのノートPCのバッテリー切れに怯えて、打ち合わせ先で肩身を狭くして電源タップを借りたり、作業のために入ったカフェで電源席を血眼になって探したり…もうあんな思いをしなくていいんです。どうです、この怖いものなし感。現代社会において、電源の確保というのがこんなにも人の心を穏やかにするとは。
モバイルバッテリーほど、ピンキリで言うところの「ピン」を買うに越したことがないアイテムはありません。ストレスフリーな業務は心の余裕にも繋がるものです。充電切れに怯える小さい男から卒業するためにも、導入を強くおすすめします！
おわりに
正直なところ、いい持ち物だけで一流ビジネスマンになれたら世話ねえわとも心の隅っこで思いますが、そうは言ってもこういうのってやっぱりワクワクしませんか？
選りすぐったアイテムで身のまわりを固めるだけで、人というのは簡単にやる気や自信がみなぎってくるもの。利便性や遊び心にあふれたこだわりの数々をカバンに詰めて、今日も自分らしく働きましょう！
