国内出張に必携の持ち物は?欠かせない荷物と便利なアイテム集

出張に行くのは好きですか?仕事の一環といっても、ちょっと非日常感があって好きだという人もいれば、いつもと違う離れた所へ移動するのは面倒で苦手だという方もいるでしょう。

しかしどちらにせよ大変なのは、持ち物などの準備。個人で行く旅行とは違い、ビジネスシーンで必要なものは多く、また忘れ物に対してのプレッシャーも強いもの…。しかし、あまりにあれもこれもと入れすぎてしまうと、カバンがパンパンになってしまいます。必要なものはしっかり押さえつつ、可能な限り身軽な状態で行くのがベストですよね。

今回は国内出張に行く際に忘れず持っていきたい必須の持ち物と、あると便利なアイテムについてご紹介します。

「初めて出張に行くので、何が必要かわからない」「自分で準備はしたけど、何か忘れてないか不安…」という方は、これを見ながら荷物の確認をしてみましょう!



出張と意気込んで普段の持ち物を忘れないように

基本は、普段持ち歩いているものを確実に持っていくことです。仕事内容によって多少は変わってきますが、大体のビジネスマンに共通している持ち物は以下のようなものでしょう。

財布

いつも使用している財布でも問題ありませんが、もし長財布を使っていたり、ポイントカードでパンパンになってしまったりしている場合は、出張用に小さい・薄い財布を用意しておいてもよいですね。

いくらかの現金と、免許証などの身分証、体調を崩した時用の保険証は必須。さらにキャッシュカードとクレジットカードがあれば、最低ラインはクリアです。社員証がある場合は、それも忘れないように気を付けてください。

携帯

言うまでもありませんが、携帯電話(社用の携帯がある場合はそちらも忘れずに!)も必須です。
移動時間などに携帯を使う場面も多いでしょうから、ポケットWi-Fiなどがあると通信量を気にしすぎずにすみます。また、空き時間に読みたい電子書籍や観たい映画などがある場合は、自宅などのWi-Fiがある環境で先にダウンロードしておくとよいでしょう。

最近はキャッシュレス化が進んでいますから、加えて電子マネーを使えるようにしておけばさらに安心です。

名刺入れ(名刺)

出張先でどんな新しいビジネスチャンスがあるかわかりません。名刺交換のタイミングを逃さないためにも、名刺はきちんと名刺入れに入れて、かつ多めに持っていきましょう。

名刺入れはすぐ交換した名刺でパンパンになってしまうという方も、出張前には欠かさず整理しておくようにするのが吉!です。

筆記用具

最近はビジネスシーンでもデジタルガジェットがどんどん広がってきていますが、やはりノートとペンは持っておきたいところ。手帳を使っている方はもちろんそれも欠かせません。

持ち歩くにあたり、無くしてしまう可能性があることを考えるとあまり高級なアイテムを持っていくことは推奨しません。しかしビジネスマンたるもの、ある程度しっかりとした、質のよいものを選びましょう。

常備薬

国内であれば薬は手に入りやすいとはいえ、いつも服用している薬がある場合は自分で持っていくのがベスト。慣れない土地で体調が悪いなか、薬局を探すのは想像以上に大変なものです。

頭痛薬、風邪薬、下痢止めなどに加え、自身の体質や持病に合わせた薬(鼻炎薬や酔い止めなど)も持っていってくださいね。

国内出張に欠かせない持ち物とそのチェックポイント

次に、出張の時だからこそ必要な持ち物です。持っていく時のポイントも併せてチェックしてみましょう。

カバン

カバンは長期の出張であればキャスター付きのスーツケースが一番おすすめですが、2泊3日くらいの短期出張であればビジネスリュックがよいでしょう。

少し前まではスーツにリュックはナシ!という風潮がありましたが、最近はスーツにも合うデザインのものがたくさん出ています。

新しく購入するなら、3WAYタイプ(リュック、ショルダー、手提げ)が特におすすめ!リュックタイプにして家を出て、宿泊先に荷物を置き、出張先の会社には手提げタイプで向かう…なんてやり方をすれば、バッグを別に持っていかなくてもすみますよ。

衣類

衣類はかさばるので枚数を減らしたいところですが、同じ下着や靴下などを翌日も着るのは避けたいところ。見えないところに身につける下着と靴下については、多少のシワは問題ありません。圧縮袋などを利用して、なるべくコンパクトにしていくのがよいでしょう。

逆にシャツやネクタイは、綺麗な状態で持っていかなければいけません。シャツについては、ワイシャツケースを利用するのが一番よいかと思いますが、持っていない場合はクリーニング屋さんなどに出すと綺麗にたたまれて返ってくる場合がありますので、そのまま持っていくのもアリです。

また、出張の多いビジネスマンなら持っておきたいのがネクタイケース。ネクタイが汚れることはあまりないでしょうが、もし同じ人と日を跨いで仕事をするような場合は、ネクタイも変えた方が好印象。ネクタイケースを利用すれば、シワや型崩れを防ぎながら持ち歩くことができます。

充電器

携帯やパソコン、Wi-Fiの本体はちゃんと持っていても、意外と忘れてしまいがちなのが充電器。

ホテルなどで貸し出してくれるところも多いですが、やはり自分で持っていくのが間違いないですね。前もって電子機器の充電は満タンにしておいて、充電器も忘れずパッキングしましょう。

また、加えて持っておきたいのはモバイルバッテリー。最近は普段から持ち歩いている方も多いかもしれませんが、慣れない土地では人に連絡を取ったり、地図を使ったりする場面も増えるでしょう。電池が想定より減る可能性もありますので、予備の電源として持っておくことをおすすめします。

折り畳み傘

持ち歩き用のカバンに必ず入れておきたいのが、折り畳み傘。出張先で突然の雨に降られてしまうと、持ち物が濡れてしまい慌ててしまうことにも…。長い移動距離の間ずっとコンビニのビニール傘を持って歩くのは、かさばってしまい面倒なものです。

ビジネスマンでも持ち歩きが楽にできる、軽量かつ大きめの折り畳み傘もたくさん販売されています。後は素材や柄、サイズなどでお好みのものを選び、持ち歩き用のカバンにひとつ入れておきましょう。

コンタクト(ケア用品)、眼鏡

目が悪く、普段からコンタクトをしているという方は、翌日分のコンタクトもしくはケア用品を忘れないようにしましょう。特にワンデーのコンタクトの場合、すぐに合う度数をどこかで買うのは難しいことを加味すると、念のため予備の分を多めに持っていくのがよいでしょう。

さらに、宿泊先に戻ってからコンタクトを外した後に使う眼鏡、これも忘れないように!これがないと、慣れない部屋の中を手探りでうろうろすることになり、地味にストレスです…。

整髪料

出張先だからと言って身だしなみを雑にするのは、ビジネスマンとしてはNG!いくらピシッとしたスーツを着ていても、髪の毛がくしゃくしゃでは清潔感もなく、台無しになってしまいます。

家に置いてあるワックスやジェルをそのまま詰めるとかさばってしまいますが、商品によっては持ち運びサイズのものもありますので、整髪料を忘れないようにしましょう。頭のてっぺんからしっかりキメてこその、できる男です。

出張中にあると便利なアイテムはコレ

次は、必須!というわけではありませんが、あると便利なアイテムについてご紹介します。これを参考に、さらに個人的な持っていきたいアイテムを見つけてみてください。

寝巻き

宿泊先に用意されていることが大半ですが、より快適に過ごしたいと思ったら、普段使っている寝巻きを持っていくのもよいかもしれません。

例えば浴衣やバスローブのようなタイプでは寝ているうちにはだけてしまったり、パジャマタイプでもゴムの締め付けが気になったりしてしまう可能性も。慣れない土地での仕事ですから、十分な休息をとることは非常に大切です。寝つきが悪いという方は、検討してみてはいかがでしょうか。

洗面用品

最近は男性のスキンケア用品も充実していますので、愛用しているアイテムがある方は持っていきましょう。宿泊先でもアメニティとして用意されている場合がありますが、肌に合わないと荒れてしまう場合も。特に長期の宿泊になる場合は、慣れたものを使うのがおすすめです。

見落としがちなのは髭剃り。もし肌が弱く、使う髭剃りやシェービングフォームなどを決めているなら、忘れずに持っていくようにしましょう。

ヘアアイロン

ドライヤーは設置されていることも多いですが、もし髪のセットにヘアアイロンを使っているのであればそれも忘れずに。出張先の方とは顔を合わせる回数もそれほど多くないはずですから、1回ごとにきちんとした印象を持ってもらいたいですよね。

整髪料を持っていく理由と同じく、髪の毛がちゃんとセットできていないと、清潔感に影響してしまう場合も…。くせ毛などでしっかりしたヘアセットが必須の方は、持っていきたいアイテムのひとつです。

マスク・アイマスク

移動時間が長い場合には、マスク・アイマスクがあると快適です。鉄道はそれほどでもないですが、飛行機の場合は機内が乾燥していることが多いため、気になる方にはマスクが必須!また大勢の方がいる空間ですから、体調管理の観点からもマスクはおすすめです。

さらにプラスしたいのが、アイマスクです。蒸気が出て温かくなる、あの使い捨てタイプの商品であれば、かさばりませんし快適に眠ることができます。移動時間だけでなく、寝つきが悪くて心配という方は、夜眠る時にもぜひ使ってみてください。

袋と言ってもおしゃれなものではなく、コンビニやスーパーのビニール袋で十分!何枚か用意があれば便利です。例えば綺麗な服などとくっつけて入れたくはない汚れた下着や靴下などは、ビニール袋に入れて分けておくことができます。万が一突然の雨で濡れてしまい、服が乾ききらなかった場合も同様でしょう。

また、圧縮袋も1、2枚予備があれば、着終わった服をコンパクトに収納することができます。行きの段階でカバンにあまり余裕がない場合は、これも念のため持っていくのがベターです!

私服

これは状況によりますが、もし観光をして帰る予定などがある場合は、スーツよりも私服に着替えられると楽ですね。もちろん私服に関しては好きなものを持っていけばよいのですが、この時に忘れがちなのは靴!

革靴でも大丈夫という人は問題ありませんが、観光をするのであれば、足が痛くならないように私服に合わせた靴を持っていくのがよいでしょう。

国内出張を快適に過ごしてビジネスシーンも楽しもう

遠出をする際の荷造りが苦手という方も多いでしょうが、必須の持ち物さえ押さえておけば、少し気が楽になります

。今回は本当に基本の持ち物を厳選してご紹介しましたので、後は仕事の内容や個人のこだわりによって、自分なりのリストを作っていくとよいでしょう。一度リストができれば、後はそれを見ながら準備をすればOK!

仕事中はもちろん、移動中や宿泊施設でも快適に過ごせるように準備をしておけば、長期の出張でもしっかりと結果が出せそうです。どんなビジネスシーンでも自分のスタイルを持って楽しむことが、できるビジネスマンになる秘訣かもしれません。