ビジネスマンの相棒ともいえるアイテム「名刺入れ」。初対面の相手に好印象を与えられるよう、素材やデザインにもこだわりたいものです。
しかし名刺入れといっても、さまざまな種類があり、本革、合皮、ステンレスなど、素材一つ違うだけで、大きく印象が異なります。
今回は「仕事がデキる男」をさりげなく演出してくれる、一流の名刺入れをピックアップしてご紹介します。
名刺入れが人気の海外ブランド5選
デキる男たるもの、名刺入れを選ぶ際は、まず人気ブランドを押さえておきたいものです。そこで今回は、まず売れ筋トップを誇る海外ブランドの名刺入れを4つご紹介します。
イギリス発祥、世界に誇る高級ブランド dunhill(ダンヒル)
1880年に創業したイギリスの高級ファッションブランド「dunhill(ダンヒル)」。
名刺入れの他、レザーウェアやバッグ、アクセサリーなども展開しています。名刺入れには、牛革、山羊革、羊革など、さまざまな革製品が販売されています。
今回おすすめするダンヒルの名刺入れは、メスの成牛の革を使った逸品です。柔らかく滑らかな手触りで耐久性にすぐれています。
スペイン発祥のファッションブランド BALENCIAGA(バレンシアガ)
1914年に設立したスペイン(本店はフランス)のファッションブランド「BALENCIAGA(バレンシアガ)」。創業者はバスク系スペイン人のクリストバル・バレンシアガです。名刺入れやミニウォレットなどのレザー小物から、ウェアや鞄、香水まで多彩なアイテムを展開しています。
今回おすすめするバレンシアガの名刺入れは、シンプルながらもシックで重厚感のあるデザインがポイント。三角に折り込んだ部分も個性的です。
イギリスを代表する高級レザーブランド Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)
1875年に創業したイギリスを代表するレザーブランド「Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)」。ホワイトハウスコックスが生産する革製品の多くは、自然の草木を使って何週間もタンニンなめしされた「イングリッシュブライドルレザー」が使用されています。
今回おすすめするホワイトハウスコックスの名刺入れは、あらゆるシーンで活用できるベーシックなスタイル。余計なものを取り払った、引き算の美が際立つ逸品。裏地にあるブランドロゴの刻印もクールです。
イタリアの老舗、高級ブランド mila schon(ミラショーン)
1595年に創業したイタリアの老舗、高級ブランド「mila schon(ミラショーン)」。
創業者は芸術の都パリやミラノで、数多くのアーティストからインスピレーションを受けており、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。また、素材にもこだわり、高品質な牛革のみを使用しています。
今回おすすめするミラショーンの名刺入れは、右下の小さなミラショーンマークがポイント。メンズはもちろん、レディースにも使える名刺入れです。
イギリスの人気ブランド Paul Smith(ポール・スミス)
1970年代から注目を浴びるようになったイギリスの人気ブランド「Paul Smith(ポール・スミス)」。伝統とモダンを掛け合わせた独創的なスピリットで、世界中からファンを集めています。
今回ご紹介するポール・スミスの名刺入れは、シンプルなデザインに加え、フチの部分にさりげなくカラーが入った遊び心のあるアイテム。名刺入れの内側には名前を刻印でき、ギフトとしてもおすすめです。
日本ブランドも負けてない!職人技が光る、名刺入れ5選
日本の職人が昔から大切にしてきた、ものづくりに対する細部へのこだわり。見えないところにも一切手を抜かないジャパン品質は、世界中から評価されています。
次にご紹介するのは、そんな我らが誇るメイドインジャパンの名刺入れです。
他とは一線を画すデザインが特徴 yuhaku(ユハク)
2009年に始動した日本のブランド「yuhaku(ユハク)」。その特徴は、複雑で美しい染色にあります。熟練の職人が複数の色を一つ一つ手作業で重ねた染色は、まさに芸術そのもの。また、染料には透明感があるため、革本来の持つ表情が失われることはありません。
今回おすすめするユハクの名刺入れは、滑らかできめ細かい繊維が特徴の、仔牛の革「カーフスキン」を採用。希少価値が高く、「他の人とは被らない名刺入れがほしい」という方におすすめです。
日本の皮革産業を牽引する SLOW(スロウ)
創業100年以上の老舗、タンナー・株式会社 山陽のブランド「SLOW(スロウ)」。
日露戦争後、数多くの革製品を生産してきた歴史があり、現在も日本の皮革産業でトップシェアを誇ります。
今回おすすめするスロウの名刺入れは、天然革の証である血筋やキズが刻み込まれたヴィンテージなデザイン。使えば使うほどその人の個性が滲み出る逸品です。
ひと手間に心血を注ぐ、日本のブランド 栃木レザー
1937年に創業した、日本のレザーブランド「栃木レザー」。名刺入れをはじめとする高級レザー製品を多彩に展開しており、素材の品質の高さに定評があります。
今回おすすめする栃木レザーの名刺入れは、スマートな見た目からは想像しにくい収納性の高さがポイントです。マチがしっかりしているので、名刺を大量に収納できる他、カードポケット3つ、フリーポケット2つが付きます。
大量に名刺が入っていてもマグネットでしっかり閉まるのもGOODポイント◎。
CORBO(コルボ)Bottom 名刺入れ
2001年に創業した日本のブランド「CORBO(コルボ)」。創業者の古瀬さんは、老舗靴問屋で皮革製品のデザインを手掛け、その後、カナダやアメリカ、イタリアへ渡りインスピレーションを受けました。
現在は、再び日本に拠点を移し「まわりと共鳴しながら、楽しくストレートなものづくりをすること」をモットーに、良質な皮革製品を世に出しています。
今回おすすめするコルボの名刺入れは、長く使えば使うほど全体の形が丸みを帯び、使う人によって個性が生まれる逸品です。外装には馬革、内装には牛革が使用されています。
兄弟でデザインする革小物ブランド irose(イロセ)
日本のデザイナー高橋 源さんと高橋 大さんの兄弟が設立した革小物ブランド「irose」。
革製品ならではの魅力を最大限に引き出したデザインが人気を博しています。見た目のおしゃれさだけでなく、機能性も考え抜かれており、根強いファンがいます。
今回おすすめするイロセの名刺入れは、一枚革を折り込んだ、他とは被らない独創的なデザインが特徴。素材には、イタリア・トスカーナのテンペスティー社による「ベジタブルタンニンレザー」を採用。100%植物由来の原料で、滑らかな手触りです。
安い!けれど優秀な名刺入れ5選
安くてもおしゃれで機能性にすぐれた名刺入れは、たくさんあります。
次にご紹介するのは、リーズナブル×おしゃれ×高機能の三拍子が揃った名刺入れです。
なお、今回はリーズナブル=税抜2,000円以下(※2019年10月時点の調査)とします。
Roffal 名刺入れ
外側がPUレザー、内側がステンレスとベロア生地、マグネットで仕上がった名刺入れです。ステンレス素材のため名刺が角折れせず、中身をしっかり守ってくれます。
また、ステンレス部分を鏡代わりに使用することができ、ちょっとした身だしなみチェックにも役立ちます。カラーは全5色。ブラックやダークブラウンなど、落ち着いたカラーバリエーションです。
Albero blu 名刺入れ
外側がウッド調レザー、内側がメタリック素材で仕上がった名刺入れです。クールな印象のメタリックと温かみのあるウッド調が融合した独創的なデザインが特徴。
また、名刺の出し入れがしやすいよう、開閉域やケースの形状についても細部まで考え抜かれています。
※開閉には磁気式ボタンが採用されているため、クレジットカードやPASMOなどの収納はお控えください。
U-PARTNER 名刺入れ
高品質な銀付牛革を使用した100%本牛革の名刺入れです。重厚感のある見た目と柔らかな手触りが特徴。最大50枚まで名刺を収納できるのもポイントです◎。
さらにW型のクラッチ構造と、取り出し口の幅広さ(10.8cm)により、スムーズに名刺を取り出すことができます。
Moofun 名刺入れ
生後6か月以内の仔牛の革「カーフレザー」を使用した名刺入れです。職人が一つ一つ手作りしており、カーフレザーならではの美しく繊細なデザインが人気です。
収納ポケットには約50枚の名刺が入ります。また、名刺を取り出すときに手こずらないよう、W型のマチ構造が採用されています。デキる男に見せるのに一役買うアイテムです。
東京下町工房 名刺入れ
本革を使った小物を数多く製作する東京下町工房の名刺入れです。熟練の職人が厳選した上質な本革を使用。本革ならではのエイジング効果・ヴィンテージ加工を施しています。
また名刺入れの収納スペースを、一般的な名刺入れよりも約5mm幅広く設計。名刺をスムーズに取り出せるように工夫されています。
フタの裏にはクリアポケットが付いているので、ICカードなどを収納したい方にもおすすめです。
まとめ
以上、海外や日本のハイブランドからリーズナブルな名刺入れまで、幅広くご紹介しました。
あなたにとって良きビジネスパートナーとなる名刺入れを見つけて、「はじめまして」から好印象を得られる「デキる男」になりましょう!