仕事もボディケアも一括管理!今選ぶべきスマートウォッチ10選

スマートウォッチ

毎日が多忙なビジネスマンにおいて、必須アイテムといえば腕時計でしょう。ここ数年は時間が確認できるだけでなくメールや電話の送受信や、健康管理までしてくれるスマートウォッチがすっかり人気を博しています。自分に合うスマートウォッチをリーズナブルに選ぶには、どのように選べば良いでしょうか。



まずはOSの確認から

上記したようにスマートウォッチには多様な機能がありますが、選ぶ際にまず必要なことはOS環境の確認です。OSには大きく分けて「watchOS」、「Wear OS by Google」、「Tizen(タイゼン)」の3種類があります。

「watchOS」はiOS対応でiPhoneのアプリと親和性が高いため、iPhoneユーザーには特に便利です。「Wear OS by Google」はAndroidにも対応したもので、Googleサービスが利用しやすいメリットがあります。「Tizen」はGalaxyモデルに搭載されているため、Galaxyユーザーに特におすすめです。まずは使っているスマートフォンに対応するOSであるかどうか確認しましょう。

スマートウォッチの選び方

Apple互換性
OSの確認が終わったら、次は何を重視するのか決めましょう。デザインを重視するなら、どういったビジネスシーンで使うかを考慮します。スマートウォッチにはアナログ時計型、タッチディスプレイ型、リストバンド型のタイプがあります。フォーマルなビジネスシーンの場合、アナログ時計型が最も無難と考えられますが、オフィスに合わせて選ぶとよいでしょう。素材によって雰囲気や軽重が変わりますので、できれば購入前に試着できるといいですね。

次に、気になる機能面については、どんな分野に特化しているのかをしっかり確認しましょう。健康管理を重視したいなら、まずフィットネス機能が充実なものを選ぶのが必要です。多くのスマートウォッチには歩行数や心拍数・睡眠トラッキングなどのヘルスチェック機能と同時にアクティビティの種類に合わせた機能が搭載されています。普段自分がどのようなアクティビティを楽しんでいるのかを考えて、それにマッチングしている機能が搭載されたものを選ぶのがいいでしょう。

一方、使いやすさも欠かせないチェックポイントです。その一つに充電時間や電池の持ち時間などバッテリーに関する部分が挙げられます。外出が多い場合、できる限りチャージせずにすむ方がいいですよね。特に出張が多い方などは、充電できるタイミングも限られるので、最重要項目になるかもしれません。

また、ディスプレイの見やすさも使い勝手に影響を与えます。ディスプレイの大きさ、室内外での画面の明るさなど、しっかり自分の生活に合ったものを選びましょう。

その他、アウトドアが趣味の方やアクティビティーをよく行う方は、防水、防塵性もしっかり確認しておきたいですね。防水・防塵のグレードは「IP○○」と表示されますが、Iは防塵性の度合い(1~6)を表すもので、Pは防水性の度合い(1~8)を示すものです。例えば「IP56」という表示なら、防塵性は5で防水性は6ということを表しています。数字が大きくなるほどグレードが上がります。

また、気圧による防水性を表すものは「○ATM」と表記されています。一般的に3ATMは「日常生活用防水」、5ATMは「日常生活強化防水」に分けられます。

最後に気になるのはやはり価格です。デザイン、機能、電池の寿命、防水・防塵のどれを重視するかによって価格の幅も異なるので、ご自身にとっていいバランスのものが見つかるといいですね。

ビジネスマンにおすすめのスマートウォッチ10選

以下では、仕事面でも健康管理面でも頼れるスマートウォッチを10種紹介します。

Apple Watch Series 5

Apple Watch
iPhoneユーザーなら、Apple PayをはじめとしたAppleならではのアプリに対応しているApple Watchシリーズを選ぶのはいかがでしょう。中でもこちらは、iOS 13以上(iPhone6以降)に対応するものです。基本的なフィットネス機能を搭載しているほか、気圧高度計、コンパスを搭載しているためアウトドアアクティビティが好きな人にも便利です。

また、出張や旅行先で緊急事態が発生したときも安心できるように海外における緊急連絡やSOSも表示されます。スマートウォッチの先駆者ともいっていいシリーズなので、画面の見やすさも折り紙付きです。なお、常時表示のRetinaディスプレイを採用しています。価格はGPSモデルが42,800円(税別)~。

Galaxy Watch Active2

Galaxy Watch
シーンを選ばずに着用可能なシンプルデザインと多様なウォッチフェイスで好みのファッションに合った雰囲気を演出できる製品です。また、Samsung独自のOS「Tizen」を搭載しているため、Galaxyユーザーなら交換性が良いです。Android 5.0、iOS 9.0以上に対応します。

ウォーキングやサイクリングなど7種類のアクティビティを自動検出・心拍数測定・ストレスレベルトラッキング機能などが搭載されています。防水・防塵性はIP68、気圧防水性は5ATMとタフに仕上がっているため、ハードなアウトドアアクティビティを好む人にもおすすめできます。価格は37,800円(税別)~。

Amazfit GTR(Huami)

Amazfit GTR
比較的安価で、さらには一回充電するだけで24日間連続使用できるバッテリーを持つ製品です。反射型液晶ディスプレイが光の加減に合わせて自動的に明るさを調整してくれるため、画面が見やすいのも特徴です。

Android 5.0以上、iOS10.0以上に対応し、Bluetooth 5.0 BLEで接続可能です。GPS・コンパス・通知などの機能や12のアクティビティモードが搭載されています。気圧防水性は5ATM(日常生活強化防水)です。価格は日本版公式サイトがないため販売店によりますが、だいたい18,000円前後が相場のようです。

SKAGENタッチスクリーン スマートウォッチ FALSTER 3シリーズ

SKAGENタッチスクリーン スマートウォッチ
「Wear OS by Google」を搭載しているため、Googleアシスタント・Google PayなどのGoogleサービスをよく利用する方は特に便利です。Android 6.0以降(Android Goは除く)またはiOS 10.0以降に対応しています。

充電時間50分で約80%がチャージできるほど早くにチャージできる点も特長です。心拍トラッキング・GPS・通知機能が搭載されているほか、高度計、加速計、ジャイロスコープなどのセンサーが搭載されています。防水グレードは3ATM(日常生活用防水)で、価格は42,000円(税別)です。

Steel HR(Withings)

Steel HR
電池の持ち時間が25日とスマートウォッチの中で特に長いのが魅力。対応OSはAndroid 5.0以上、iOS 8.0以上です。クラシックなアナログ時計型のデザインであるため、フォーマルなビジネスシーンにもおすすめできますが、一方で30種類以上のアクティビティモード、GPSを搭載しており、フィットネス機能にも充実しています。気圧防水性は5ATM(日常生活強化防水)で、価格は23,380円(税別)。

THE CARLYLE HR スモークステンレススチール ジェネレーション5スマートウォッチ(FOSSIL)

FOSSIL
ブランド「FOSSIL」が手掛けたクラシックなデザインの製品です。OSは「Wear OS by Google」でGoogle Assistantの利用が可能です。Android 6.0以降、iOS 10.0以降に対応し、Bluetooth接続も可能です。心拍トラッキング・GPS・スイムプルーフ機能を搭載しているほか、スマートフォンを忘れたときはベルを鳴らす機能が搭載されています。価格は42,000円(税別)。

TicWatch C2

TicWatch C2
2019年iFデザイン賞と2019年レッド・ドット・デザイン賞を受賞したスタイリッシュな製品です。デザインを重視したい人には特におすすめです。OSは「Wear OS by Google」でAndroid、iOSに対応し、Googleオペレーションシステムが搭載されているため、Google Payも利用可能です。搭載機能にはGPS、動的心拍数モニター、加速度計とジャイロスコープなどがあります。防水・防塵性もIP68と優れています。価格は22,726円(税別)です。

wena wrist pro WB-11A/S(SONY)

wena wrist pro WB-11A/S(SONY)
アナログ時計型とは違って、バンド部分にスマートウォッチ機能が搭載されている点が印象的な製品です。iOS 10.0、Android 6.0以降のもの、Bluetooth 4.2のBLEに対応します。1回の充電で1週間の連動動作が可能で、電池の持ち時間も比較的長いです。通知、活動ログ機能、加速度センサーが搭載されているほか、電子マネーFeliCaが利用できます。防水性は5ATM(日常生活強化防水)で、価格は34,880円(税別)~です。

エンポリオ アルマーニ スマートウォッチ3

エンポリオ アルマーニ スマートウォッチ3
男性の高級ブランドとして有名なARMANIの製品です。他と比べると値段は張りますが、おしゃれな雰囲気も演出できるためフォーマルで人に見られるシーンが多いビジネスマンにおすすめです。「Wear OS by Google」でAndroid 6.0、iOS 10.0以上に対応し、Bluetooth 4.1のBLEに接続可能です。機能として心拍センサー・ GPS・Google Pay・スイムプルーフ・文字盤のカスタマイズ・音楽操作機能が搭載されています。価格は52,036円(税別)です。

Approach S20J(Garmin)

Approach S20J(Garmin)
ゴルフ機能に特化した製品であるため、ビジネスやアクティビティでゴルフを楽しんでいる人におすすめです。スイングデータを測定・スコア記録などを行う機能のほか、全世界40,000コース以上のゴルフコースマップが搭載されています。また、メールや着信の通知機能、ヘルス管理のためのライフログ機能なども搭載されています。GPSモードで最大15時間稼働、防水性は5ATM(日常生活強化防水)で価格は19,800円(税別)です。

自分が重視する価値と値段のバランスを考えて選択する

様々なスマートウォッチの中で、何より大事なのは「何を重視するか」を決めてバランスを取りながら選ぶことです。ビジネス・健康管理・壊れにくさの中でどの面に特化したものが自分に合っているのかを値段とのバランスを考えながら、仕事でもプライベートでも満足できるスマートウォッチを選びましょう。