メモがペタッ!電子吸着ボード「ラッケージ」の口コミと活用術

皆さんは何かをメモや用紙をどうやって張り付けていますか?主に粘着性のある付箋や、別途にテープを使って張り付けたり、コルクボードや壁に貼り付けている人がいるかもしれませんね。

今回はペタペタと不思議に張り付くボード、ラッケージをご紹介します。



電子吸着ボード?そもそもラッケージって何?

ラッケージとはオフィス周りの便利なグッズを多数製造・販売している株式会社キングジムの電子吸着ボードの名称です。

特殊なボードに微弱な電気を流しプラス極、マイナス極を操作することで静電気を発生させ、吸着力を作り出します。微弱なので冬場のセーターでよくある「バチッ」という感覚はありません。

静電気自体は微弱ですが、紙を吸い付けるパワーは十分。メモや名刺、領収書などを、そのままペタペタと吸着させられるのが魅力です。

ラッケージの凄さ

ラッケージは静電気を吸着力にするのでピンやマグネット等が必要ありません。ボード上であればどこでも張り付けることができますし、掲示物の差し替えもラクラクです。

電気に関してもアルカリ単三電池4本で起動することができます。サイズについても卓上タイプ~公共掲示板並のサイズまで幅広く取り揃えています。

ラッケージの活用法

実際どのように使うかイメージがつくように一般的な活用法から少しユニークな活用法までをまとめてみました。皆さんの困りごとに役に立つかもしれませんよ。

タスクボード

付箋のように糊の付いていないメモ用紙を簡単に張り付けることが出来るので、タスクボードや掲示板としての利用法が最も一般的です。

ボード上全面にメモが張れて、付箋と違って何度移動させても粘着力は落ちません。剥がれ落ちて、メモを見逃してしまうといった事態を避けることが出来るのも、ラッケージの魅力。タスクやスケジュール管理、社内の連絡などに幅広く活用することができます。

傷つけたくない用紙を張り付ける

静電気の吸着力のおかげで用紙に傷をつけずに張り付けることができるのも、ラッケージならではの魅力です。厚手の紙も吸着することができるので、大事な名刺や手紙をタスクのように貼り付けても良いかもしれませんね。またポスター等の掲示にも役に立ちますよ。

厚手の封筒だと吸着しない場合もありますが、ラッケージのラインナップによっては、下部のフレーム上にくぼみがあるので引っ掛けることができるので安心です。

こんな使い方もある活用術

領収書等閲覧に便利です。例えば飲食店で領収書を発行したときレシートのようにクルクルと曲がったクセがついてしまっている時がありますよね。

経理管理などでは記入内容をきちんと確認しないといけないがクルクルしていて見づらいときも…でもラッケージがあればシワなくぴたっと張り付くので簡単に確認することができて便利ですよ。

ラッケージの口コミ評価

やっぱり使用者の声は気になりますよね。取り扱い通販サイト等の口コミをまとめてみました。

良い口コミのみならず多少ネックな部分もあるようです。解決策はあるので是非参考にして見てください。

良い口コミ

デスクがすっきりした

ちょっとしたメモは手帳に挟んでおいたりしてどこにいったのか分からなくなったり、他のものと混ざって探すのに苦労するときもあるかもしれませんね。

ラッケージはどれも薄くて場所を取りません。付箋ではない用紙にメモをしてしまっても張り付けることができるのでメモ管理が楽になるようですね。

吸着力がすごい

静電気のおかげでピタッとボードに張り付くみたいですね。何かの拍子に剥がれてしまうのではないかと心配の方もご安心ください。利用者の口コミでは付箋よりも吸着力が高く、逆さまにボードを傾けても落ちない吸着力だったようです。郵便はがき等の厚手の用紙も吸着することが可能なので、ポスター等の掲示物の使用にも安心して使えますね。

軽くて使いやすい

電気製品なので重いのかなと印象を持つかもしれませんがそうでもありません。卓上のRK10のタイプだと284g+電池分なので持ち運びも簡単です。厚さも気にならない程度なので会議等で部屋の移動がある方やフリーデスクの方でも手軽に利用することができます

マイナスな口コミ

電池がついていない

起動させるためには単三電池が4本必要です。事前に用意しておく必要があるので若干の面倒臭さがあるようですね。購入の際には別途で電池も買っておきましょう。

電源ON状態でRK10タイプだと9か月間持続します。電池が消費しきると吸着力がなくなって張り付かなくなるので交換をしましょう。

ON、OFFのスイッチがない

使用していない間は節電のためにも電源を切っておきたいですよね。しかしラッケージには電源ボタンがないため常にON状態になってしまいます。

OFFにするには電池を抜くしかないので少々手間がかかってしまいますね。電池残量表示についてもわかりづらいので交換時期が迷う点もネックだそうです。

ホコリがついて汚い

静電気で吸着しているためどうしても仕方がないのですが、人によっては静電気によるホコリの吸着が気になるようです。こびりついてしまうわけではないので、たまには掃除をして綺麗な状態に保てると気持ちいいですね。

掃除のする際も電源がついたままだと取り除きにくいようなので電源を切る(電池を抜く)か、粘着性のコロコロローラー等を使って取り除くといいかもしれませんね。

ラッケージの種類

ラインアップは以下の通りになります。自分の好みのタイプを見つけてみましょう

卓上タイプ RK10 約W200×D32×H322mm(最薄部:約3.7mm)
卓上タイプ RK20 約W100×D22×H300mm(最薄部:約3.2mm)
壁掛けタイプ(フレームなし)RK6040FL 約W600×D21×H400mm(最薄部:約3mm)
壁掛けタイプ(フレームあり)RK9060クロ 約W900×D25.5×H640mm(最薄部:15.6mm)
壁掛けタイプ(フレームあり)RK12090クロ 約W1200×D25.5×H940mm(最薄部:15.6mm)
パーティションタイプ 約550(W)×21(D)×350(H)mm(最薄部:約3mm、スタンドを除く)

まとめ

ラッケージはいかがでしたか?とてもユニークな商品ですよね。普段のデスクワークが上手くいかない方や、大切な書類を扱うことが多い方におすすめです。珍しい文房具なので周りからの注目を集めるかもしれませんよ。

また、社内の送別会などのプレゼントに渡しても喜ばれるかもしれませんね。皆さんもぜひ検討してみてはいかがでしょうか。