いくら仕事が命のビジネスマンでも、仕事終わりや休日に、リフレッシュのためにゲームをやることもあるでしょう。しかし、デキるビジネスマンたるもの、ゲームをするときも、ただ漫然と楽しんで終わることはありません。
謎解きゲームや脱出ゲームなど、頭を使うゲームをすることで、仕事とはまた違う方向から脳を鍛えます。また、ときにはボードゲームなどのアナログなゲームをすることで、戦略的な思考トレーニングも欠かせません。
電車のなかや自宅でゲームをプレイする習慣があるなら、脳トレにつながる謎解きゲームなどで、頭を柔らかくすることを意識してみてはいかがでしょうか。
常に仕事のことばかりでは逆効果
デキるビジネスマンともなると、時間が空けばビジネス書や自己啓発書を読みたくなると思いますが…
いつもとは違う刺激を脳に与えることも、脳活する上で大事なポイントになります。
柔軟な思考やひらめきといった部分は、遊びのなかでこそ得られることもあるので、ゲームなんて…と思わずに、是非脳トレの一環として取り入れてみて下さい。
おすすめの脳活ゲーム(デジタル編)
まずご紹介するのは、家庭用ゲーム機やスマホアプリなどでプレイできる、いわゆるデジタル脳活ゲームです。
謎解きゲーム、脱出ゲームとしてジャンルを確立しているほど人気があるものもあり、様々なゲームソフト、アプリが販売されています。
難易度もゲームによって大きく異なりますが、頭を使わないとクリアできないのは共通しています。
脳を鍛える大人のトレーニングシリーズ
ニンテンドーのDSやSwitchなどでできる、脳を鍛えるゲームです。東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授監修で、楽しく脳トレすることができます。
シリーズ化もされている人気タイトルで、楽しみながらプレイできますが、結構本格的なトレーニングが体験できます。「ゲームでリフレッシュ」という感覚とは少し違うかもしれませんが、脳活ゲームとして代表的な作品です。
PEAK(ピーク)- 脳トレ
約180ヶ国・700万人以上がプレイしている、世界中で大人気の本格脳トレゲームの日本語対応版。イギリス・ケンブリッジ大学など世界有数の名門大学の脳神経科学者・認知科学者と共同で作られた、最先端の脳科学に基づく脳トレゲームです。
iPhone/Androidのどちらもでプレイが可能。通勤時やランチタイムの気晴らしがてら、プレイしてみてはいかがでしょうか。
SIMPLEDSシリーズ THE密室からの脱出
ニンテンドー3DSのSIMPLEDSシリーズの脱出ゲーム。低価格で購入できて、「めちゃくちゃハマる!」「面白い!」と評判です。
簡単な操作で本格的な謎解きが楽しめます。1本の中に5つのタイトルが含まれているので、ボリュームもあり、飽きずに楽しめるのが魅力。3DSユーザーなら買って損することはありません。
おすすめの脳活ゲーム(アナログ編)
ゲーム機やスマホアプリなどデジタルな脳活ゲームの次は、実際に手を動かしながら、頭を使っていくアナログタイプの脳活ゲームをご紹介します。
いまどきスマホゲームで済ませたくなるかもしれませんが、手を動かしながら思考することは、画面の中だけの謎解きに比べて、脳の受ける刺激を増やすことができます。
特に、空間認識能力は、画面の中だけのプレイでは限界もあるので、ボードゲームやカードゲームなどアナログゲームも取り入れてみて下さい。
知恵の輪
玩具的なイメージが強いかもしれませんが、知恵の輪だってれっきとした脳活ゲームです。頭も手も使うので、画面を見るだけのゲームと違って、脳が受ける刺激も大きいものとなります。
真剣に集中して夢中になって楽むのが一番ですが、トイレなどに置いておいて、手持ち無沙汰のときに遊ぶだけでもOKです。
一度始めたら、出来るまでムキになってしまいがちですが、解けたときは脳がスッキリすること間違いありません。
かつのう タングラム
7片のピースを使って、カタチを作りだすシルエットパズルです。単純な絵合わせのように感じるかもしれませんが、図形認識や思考判断、分析能力、発想力などを活性化することが期待できます。
簡単なようで意外と難しく、全120種類の形(120問)が掲載されているので、全部クリアするのは相当ハードです。お子さんがいる方は、一緒に解くなどコミュニケーションツールとして活用するのもオススメです。
ブロックス
二人以上でプレイできる環境にあるなら、おすすめしたいのがブロックスです。世界50ヵ国以上で販売され、賞を総なめにした知的ボードゲーム。一人でプレイできないというのが難点ですが、子供の教育から、社内研修まで幅広く利用されている実績のあるゲームになります。
小学生でも理解できるルールでありながら奥が深く、大人もハマる人が続出。非常に頭を使うので、友人や同僚たちと一緒に、脳活しながら社内でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
盤上ゲームの定番もOK
盤上ゲームの代表格とも言える、将棋、囲碁、チェス、オセロ、麻雀も脳活になります。
ただし、大切なことは本気でプレイすることです。ただ何となく漫然とプレイするのでは意味がありません。
将棋であれば、2手先3手先まで読むつもりでプレイすることが大切ですし、麻雀であれば捨て牌が手出しだったのか、ツモ切りだったのかを覚えておくぐらい、真剣にやってこそ脳活につながります。
デジタル+アナログで鍛える新感覚ゲーム
デジタルとアナログの両方を兼ね備えた謎解きゲームが、ディライトワークス インディーズからニンテンドースイッチのゲームとして発売されました。
紙謎 未来からの想いで
デジタルゲームをプレイしながら、紙謎専用の用紙(謎用紙)を、切ったり折ったりしながら、謎を解いていく新感覚のゲームです。
ゲーム画面に示されたヒントを見ながら、謎用紙を駆使して手がかりを見つけ、謎を解き明かしていきます。実際に手を動かさないとクリアできないので、頭と手の両方を使いつつ、謎を解いていきます。
論理的な思考力や、ひらめき、柔軟な発想などが必要になるうえ、デジタル要素とアナログ要素を兼ね備えているので、脳を鍛えるという意味で、まさにうってつけのゲームだと言えます。
ニンテンドースイッチのユーザーなら、是非一度体験してみて下さい。
> 紙謎 未来からの想いでの公式サイトへ
仕事の息抜きは脳活ゲームで頭を柔らかく保つ
仕事で行き詰まったときは、ちょっと違う刺激を脳に入れることで、意外な方向から解決案が見つかることがあります。
謎解きゲームや脳活ゲームなどをプレイすると、頭をリフレッシュできるのと同時に、右脳に刺激が加わるため、新しい発想やひらめき、アイデアを生み出すキッカケになるかもしれません。
また、常日ごろから謎解きゲームなどで発想の柔軟性を鍛えておけば、それがいつか仕事でも役立つときが来るでしょう。普段ゲームをやらないという人も、脳活の一環として、たまにはプレイしてみてはいかがでしょうか。