通勤・外回りの相棒!大人が本気で選ぶ音質重視のワイヤレスイヤフォン10選

イヤフォン

特段音楽好きというわけではなくても通勤中やジョギング中に音楽が欠かせないという方は多いのではないでしょうか。なんとなく安いイヤフォンを買うという方も少なくないかもしれませんが、どうせならこだわって選んでみたいものです。今回はワイヤレスで気軽に使え、しかも高音質なイヤフォンを紹介します。



RHA:TrueConnect

TrueConnect
音楽、オーディオ好きの間ではいわずと知れた英国ブランドRHA。完全ワイヤレスイヤフォン第一弾として発売されたのがこのTheConnectです。発売当初は入手困難だったほどの人気ぶり。それもそのはず、まず低音のボリューム感が豊かで高域に伸びていくという音質が、パワーがありながらも上質というハイブリッドな仕上がりなのです。

しかもほとんどがボタンひとつで操作可能のため、たとえばコンビニでなにか買い物をするときもお会計の段階になってワンプッシュで一時停止、外に出てワンプッシュで再生、とスムーズ。さらに下に伸びるステム部分についたマイクもクリアな音質で利用できるので、外で電話をする際もストレスなく対応できそうです。

バッテリーは本体だけで約5時間、ケースを使うと最大20時間もちます。

ZERO AUDIO(ゼロオーディオ):True Wireless ZERO TWZ-1000

ZERO AUDIO
電線事業も行っている京都の老舗企業から発売された、まさかのワイヤレスイヤフォン。クリアに細かい音まで拾ってくれるのが特徴です。近距離で鳴っているような音質なので音楽に包まれるような感覚がありながら、楽器の個々の音もきちんと聞かせてくれます。また、途切れにくいのもポイント。

ペアリングも操作方法もシンプルで、今まで有線イヤフォンを使っていたという方もすぐに慣れることができそうです。バッテリーは本体だけでも約7時間、ケースを使うと最大28時間ももちます。IPX5の防水性能も備わっており、機能面にも優れています。

JBL:TUNE 120TWS

JBL
プロアマ問わず愛され続けている世界最大級オーディオメーカーJBLのワイヤレスイヤフォンです。TUNEシリーズはエントリーユーザー向けに作られているので、まずコスパがいいことが魅力。やや低域をきかせた明るめのバランスのよい音質が特徴なので、ロックやポップスと相性がよさそうです。

残念ながら防水ではないので、洗顔の際などに落とさないように気をつけなければならない必要はありますが、有線イヤフォンユーザーでこれから完全ワイヤレスイヤフォンに移行しようと考えている方がいるならば、価格面を考えてもかなりおすすめできます。

バッテリーは本体だけで約4時間、ケースを使うと最大16時間もちます。

JVC:XX HA-XC50T

JVC
JVCといえば、高品質ながら比較的低価格帯でイヤフォンをリリースし続けている国内大手メーカー。こちらの機種に関してもそのこだわりが見えます。また、XXシリーズはブランド色としてブラックを押し出していますが、こちらは複数のカラーから選べるのも特長。

「重低音&タフボディ」がコンセプトになっているので、低音重視の方には特におすすめです。また、ラバープロテクターによる耐衝撃性、そしてIP55相当の防水・防塵性能を備えさせているので、アウトドアやアクティビティを楽しむ際にも使えます。

バッテリーは本体だけで約4時間、ケースを使うと最大14時間もちます。

SONY(ソニー):WF-1000XM3

SONY
もはや説明は不要の大手メーカーSONYによるワイヤレスイヤフォンです。こちらの機種は発売当初、品切れが続出し入手困難だったもの。まずなによりもノイズキャンセリングが優れています。しかも純正アプリ「Headphones」を使えば、「アダプティブサウンドコントロール」という機能が働き、停止していたり電車に乗っていたり走っていたり、といったユーザーの状況を判断して外部の音の取り込み量を適宜調整してくれます。

音質は非常にバランスがよく、立体感と表現力が魅力。そのため、ボーカルのある音楽も声質やニュアンスをきちんと受け取ることができます。特に中域がクリアで、すべての音を生かしながらも、その情報量にうんざりさせられることもないという特長をもっています。

バッテリーは本体だけで約6時間(ノイズキャンセリング機能をOFFにすると約8時間)、ケースを使うと最大24時間もちます。

Apple(アップル):AirPods Pro

AirPods Pro
こちらも説明が不要のAppleによるワイヤレスイヤフォン。AirPods自体も既に広く浸透していますね。従来のモデルや前述のSONYのWF-1000XM3と比較されることが多いですが、それぞれに魅力があります。

WF-1000XM3はノイズキャンセリング機能に優れていると前述しましたが、こちらも同様に外音をしっかりと遮断してくれます。従来のAirPodsを使ったことがある方ならわかるかもしれませんが、音質自体は他と比べてそこまで優秀というのは難しいですが、外部の音をシャットアウトしてくれるため音楽に没頭できるという点で挙げています。

なによりAirPodsケースもコンパクトで持ち運びが楽なので、移動の多い方の相棒としては申し分ないでしょう。バッテリーは本体だけで約4.5時間、ケースを使うと最大24時間で、5分だけの充電でも約1時間再生できるのがうれしいです。

Bang & Olufsen(バング&オルフセン):Beoplay E8 2.0

Beoplay
デンマークのオーディオブランドBang & OlufsenのBeoplayシリーズは音楽好きならおそらく知らない人はいないイヤフォン。そのお洒落なビジュアルと高い品質でこだわり派を虜にしています。一番の特徴はラグジュアリーな牛革製ケースと、そのケースの背面にQi(チー)対応のワイヤレス充電が搭載されている点。専用充電パッド(別売)、もしくはお手持ちのスマホの充電パッドを使えばUSBに繋がずに充電できます。(有線充電も可能です)

音質は高音がやや強めで全体的にシャープな印象。音場が広く、細かな音も拾い上げてくれます。また、好みの音楽と音色の相性が良くないと感じたときは専用アプリにイコライザー機能がついているので、WARM(中音域を強調)/EXCITED(低音を強く)/RELAXED(低音を小さく)/BRIGHT(高音域を強調)の4タイプの中で調整しましょう。

バッテリーは本体だけで約4時間、ケースを使うと最大16時間もちます。

Sennheiser(ゼンハイザー):MOMENTUM True Wireless

ゼンハイザー
ドイツの音響機器メーカー、ゼンハイザーが初めて発売した完全ワイヤレスイヤフォンです。ファブリック素材のケースも人気が高く、見た目から上質で高級感があります。実用面では、外音取り込み機能が搭載されているため、移動中に電車のアナウンスを聞き逃して乗り遅れるという心配もありません。

肝心の音質は、中低域が強めで、耳心地のよさが特徴です。解像度が高いのでさまざまな音楽を再現してくれそうです。Beoplay同様、専用アプリ内にイコライザー機能がついており、好みの音質にカスタマイズできます。

バッテリーは、本体だけで約4.5時間、ケースを使うと最大12時間もちます。

Beats by Dr. Dre(ビーツ バイ ドクタードレー):Powerbeats Pro

Beats
アメリカのオーディオブランドBeatsによる初の完全ワイヤレスイヤフォンです。イヤーカフ型なので「完全ワイヤレスイヤフォンは落としてしまいそう」と思ってなかなか移行できない方も取り入れやすいのではないでしょうか。iPhoneとの互換性がとても高いので、iPhoneユーザーの方は特にチェックすべき機種です。

音質は、低域のアタック感が強く、ダイナミックで迫力がある印象。Liveのような臨場感が味わえるのが魅力で、また、音の輪郭がはっきりクリアなので比較的楽曲を選ばない傾向にあります。

バッテリーは、本体だけで約9時間、ケースを使うと最大24時間もつので、多少充電し忘れても長時間使用できます。5分充電するだけで約1.5時間使えるのも高ポイント。

AVIOT(アビオット):TE-D01g

AVIOT
AVIOTは国内オーディオブランドなので日本のサウンドを熟知しているというのが特徴的です。とにかくコスパ面が最上級で、Bluetooth5.0、コーデックもSBC、AAC、aptXまで対応していて音切れが少ないこと、また、バッテリーが約10時間もつことから一部では「価格崩壊」とまでいわれている機種です。

気になる音質は、中低域が強く、音色はシャープというよりも柔らかめなので聞き心地のよさに振っているような印象。ボーカルは近距離で聞こえ、ほどよく迫力が感じられるというバランス型といえそうです。音場も広く、安定してそれぞれの音が明瞭に聞こえます。

バッテリーは先述のとおり、本体だけで約10時間、ケースを使うとなんと最大50時間ももちます。一度充電したらしばらく使い続けられるのは大きなメリットですね。

ワイヤレスイヤフォンでも音質は重視できる

今まで音質にこだわるなら有線イヤフォンを選ぶべきと考えられていましたが、今やワイヤレスでもこだわることができます。価格帯もデザインもそれぞれ個性があるので、自分に合うイヤフォンをさがして音楽のある生活を楽しみましょう。